2020年03月11日

3月11日  あれから9年

9年前の3月6日(日)
その日は創業60周年のイベントをやっていて
明智町の皆さんが花もち作り教室をやってくれたり
お客様とお餅つきして、みんなでつきたての餅を食べたり
足助からチンドン屋の「嵐(らん)」さんが来てくれて
楽しく演奏してくれたりで、大賑わいの一日でした。

そしてその5日後
午後の3時前、デスクで仕事をしていた時めまいがして
同じ時間に他の社員もふらふらすると言った時
東北で大きな地震が起きていた時間でした。

最初にショールームのテレビを付けたときは
仙台空港に薄い津波がザーッと来て
まだその後にどんなことが起きるか想像もつかないときでした。

そして時間が過ぎ、被害の状況がわかるにつけ
日本中の人が想像を絶する状況に涙が出て震えたと思います。


そして何日か過ぎて、日本中の人たちが自分にできることを模索したと思います。

蒲郡市が南三陸町に職員を派遣している縁で
私は南三陸町へ2回ボランティアに行きました。

流された住宅の基礎だけ残って
そこにたまった土を仕分けします。
瓦やガラス、プラスチック、鉄、燃えるものなどに分け
住んでいた家族の家財や身の回りの品、思い出の品など
貴重なものが残っている場合は特に神経を使います。

最初にいくつか注意を受けた中の一つは忘れません。
瓦や外壁や鉄などを絶対に「瓦礫(がれき)」と呼ばないでください、とのこと。

少し前まで住んでいた家屋だから瓦礫ではないと
瓦礫といわれたら悲しいと
そういう理由でした。

私が現地に行ったのは自己満足だったかもしれません。
ただ現地でたくさん買い物をして会社に送ってくれと言われ
そういう支援もあるのだと思いました。

その後会社で、「現地には行けないけどできること」を考えました。

東北物産展をやって売り上げを寄付しようと決まりました。
当時の社長が「やるからには最低10回はつづけろよ」と言いました。

2011年7月のイベントから始まり
2019年11月のイベントまで
東北チャリティミニ物産展を23回開催しました。

途中10回が終わったとき
区切りをつけようと思たら
お客様からも社員からも「続けてほしい」と言われました。

23回の寄付総額は4,639,242円になりました。

物産展を続けている理由は大きく2つ
1、東北の美味しいものを食べて気軽に寄付できること
2、震災を忘れないために

定期的に保存食や防災グッズを並べますが
皆さん興味を持ってくれます。
昨年は、台風で被害が大きかった千葉県のピーナッツや長野のりんごパイを並べましたが
すぐに売り切れました。
たくさんのみなさんが、過去の震災といつ起こるかわからない未来の震災を意識していると感じるのが
成果のひとつだと思います。



3月11日  あれから9年

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